新築工事を契約して、引渡しが終わると、
定期点検以外に、OB顧客を訪問する機会もない。
近所まで行った時に、ご機嫌伺いするのも
いいとは思いますが、よほど意識していない限り、
年末にカレンダーを配る程度で、何もしていない
という工務店が多いと思います。
では、どのようにして、OB顧客を継続フォローすれば、
工務店との関係性を維持できるのでしょうか?
接触頻度を維持する
見込み客育成型CRM「住宅営業お便り当番」開発者の後藤です。
ザイアンスの法則というのがあって、
人が親しくなるためには「接触頻度」が、
最も大切だと言います。
引渡しが完了したら、用事がなくなりますから、
接触頻度は、落ちて行きます。
すると、契約を頂いた当時、どんなに仲が良くても、
どんどん関係性は、冷えていきます。
そうしないためにも、定期的な接触を図っておきたい訳です。
イベントを企画して、誘う
OB施主を対象にした交流イベントを開催するというのも、
素晴らしいアイデアだと思いますし、
新規見込み客も、OB施主も共に楽しめる
集客イベントを開催するというのも、
いいと思います。
たとえば、工務店の倉庫や作業所を利用して、
工作教室や、物作りイベントをやってもいいし、
ガレージセールのようなことをやっても良い訳です。
多くの工務店は、人が集まれる
施設を持っている場合がある訳ですから、
工夫次第で、近所の人が気軽に参加できる
集客イベントを開催できる筈です。
直ぐに「結果」を求めなくても、
自分が何者で、何を得意としているか?
そんなことを理解してもらえば、新築とか、
リフォームといったニーズが発生したら、
身近な「専門家」として、相談に来てくれる筈です。
現場見学会にも誘う
現場見学会というと、新規客の集客イベントのように
捉えがちですが、
建物を見学する以外の「お楽しみ」も用意して、
OB顧客を誘うという手もあります。
たとえば、テントを張って、
お汁粉や、綿菓子、かき氷などを用意して、お出しする
といった程度のことでも、喜ばれます。
経費だって、それほどかからないし、運営だって、
職人さんや協力業者さんにお手伝いしてもらえば、
小さな工務店にだって、難しくありません。
要は、何かをやることだし、お誘いすることです。
ニュースレターを送る
イベントを企画したら、チラシやご案内を作って、
訪問し、持参するという方法もありますが、
大勢のお宅を、一斉に伺うというのは、
物理的にも無理があります。
そこで、ニュースレターを作って、郵送するというのが
いいと思います。
しかし、たまに思い出したように出すのではなく、
最低月1回程度は、毎月出して、
イベントがある時には、イベントのチラシを
追加するようなイメージがいいと思います。
そして、重要顧客のもとには、「わざわざ」訪問して、
お誘いする訳です。
OB宅案内等で、使わせて頂く
信頼関係が構築できているOB顧客は、
頼ると、逆に喜んでくれる傾向があります。
たとえば、「新規見込み客」の方に、
家を見せてくださいといったお願いです。
住んでいるところを見せるというのは、
片付けもしないとならないし、
見ず知らずの人を家に上げる訳ですから、
「信頼関係」がないと、許可してくれません。
だからこそ、見せてくれるお客様というのは、
よほど、こちらを信頼してくれている証拠にもなりますし、
お客様は、頼ってくれると、嬉しいものなのです。
「応援してあげよう」と思ってくれているお客様には、
頼るべきだと思います。
そのためにも、日頃から、ニュースレターを送ったり、
たまに訪問したりして、
関係性を維持したいものです。
いかがでしょうか?
OB顧客を継続フォローすることの重要性と、
価値をご理解頂けたでしょうか?
建ててくれたOB顧客であっても、
接触頻度が下がると、関係性も途絶えてしまいます。
そうならないためにも、日頃から、
ニュースレターを発行したいし、イベントを
開催したいと思います。
ただ、毎月、自社発行のニュースレターを作るのが
大変だという方は、住宅営業お便り当番をご活用ください。
工務店に相応しい顧客管理システムは?
見込み客育成型CRM「住宅営業お便り当番」は、
ハーレーが開発した顧客管理システムをベースに、
アトピッコハウスが工務店用に開発したものです。
顧客管理(CRM)機能も、営業支援(SFA)機能も、
相当に充実しています。
しかし、一番の「売り」「強み」は、DMやニュースレター
といった顧客フォローツールの「おまかせ配送機能」です。
忙しい工務店経営者に代わって、印刷物の企画から、
印刷、配送までを全部代行するサービスなのです。
住宅営業お便り当番の詳細に関しては、こちらをご確認ください。