工務店の業務というと、見積もりを作って、
契約が決まったら、実行予算を組んで、材料を発注して、
現場を管理する。
そして、お客さんに現場を確認してもらって、
工事代金を受け取り、協力業者さんや、
資材のメーカーや問屋に代金を支払う。
それら一連の作業です。
業務支援のソフトも、そうした受注業務から、
施工管理に至る現場中心のものもあれば、
お客様の引合い内容を把握し、契約後のフォロー状況も
詳細に把握でき、将来にわたってのフォロー活動を支援するものもある。
どちらがいいという話ではなく、工事管理のための
業務支援ソフトと、営業管理のための業務支援ソフトは、
そもそも別のものであり、用途が違う訳です。
では、業務支援ソフト全般に関して、解説してみたいと思います。
業務支援ソフトに、何を期待するか
見込み客育成型CRM「住宅営業お便り当番」開発者の後藤です。
そもそも業務支援ソフトの導入を検討するに当たっては、
「解決したい」問題や、課題がある筈です。
その問題なり、課題を、より効率よく、
少ない費用で解決できる業務支援ソフトが、
優れた業務支援ソフトということになると思います。
工務店の仕事は、家を建てたり、直したりすることです。
新築やリフォーム、そして、メンテナンスですね。
見積り、発注、原価管理
新規の引合いがあれば、見積もりを作って、
契約を頂き、契約が決まれば、
材料を発注したり、職人さんを手配いしたりします。
そして、実行予算を組んで、実際の利益が
いくらになるかを管理しながら、
工事を進めていく。
仕入れ価格に変更があったり、職人さんへの支払い金額が
変更になったりと、最初見積もった通りの金額で、
工事が完了するとは限らない。
だから、使い勝手のいい業務支援ソフトがあれば、
業務を効率化できる訳です。
いくら儲かるか分かりませんといったような
工事の仕方では、会社経営としての
工務店業務は、成り立たないからです。
その前に、顧客管理
お客様から、工事契約を頂くためには、
追客をしなきゃならないし、商談して、
図面を作ったり、見積もりを作ったりして、
契約に辿り着く。
そして、工事中も、そのあとも、お客様とどんなやり取りをして、
家が完成し、引き渡したのか？
そうした「お客様との履歴」が残っていないと、
その後のフォローがし難い。
そこで、必要になる業務支援ソフトが、顧客管理ソフトと
いうことになるわけです。
その前に、集客と見極め
ただ、顧客を管理するとか、追客するといっても、
そもそも「新規の引合い」がなければ、
追客も商談もフォローも始まらない。
だから、工務店の業務の最初は、「集客」と「見極め」ということになる。
集客もWEBを使うとか、チラシを撒くとか、
雑誌に広告を打つとか、色々とあります。
一度に全部は出来なくても、可能な範囲で、
広告も活用しながら、「新規のお客様」との出会いを作りたい。
工務店の仕事は、工事をすることだからといっても、
今の時代は、「集客」や「契約のための営業努力」を抜きにして、
工務店経営は成立しない。
紹介を待っているだけでは、いずれ仕事が枯渇し、
倒産に追い込まれる可能性もある。
そして、顧客育成が大事
新規のお客様との「引合い」を増やす努力をし、
問合せなり、資料請求があったら、
時期を見極め、今すぐ建てるお客様であれば、
「商談」に持ち込む。
ただ、今すぐ家を建てたいお客様であっても、「自社」に頼んで
くれるとは限らないので、
営業努力が必要になる。
しかし、「お客様は神様」とばかりに、お客様を
祀り上げてしまうと、仕事が楽しくないし、
結果的に契約を頂けても、ちっとも利益が出ない。
それでは、永続的で、安定的な工務店経営は出来ない。
そして、まだまだ、数年先に建てる予定である
というお客様は、長期フォロー客として、
顧客育成したい。
そのためにも、業務支援ソフトを活用したい。
一般的な営業支援ソフトは、お客様フォローのタイミングを
教えてくれたり、TODO登録できたりといったものが多い。
それらを上手に活用したい。
いかがでしょうか？
業務支援ソフトを工務店が活用するといっても、
何の目的で、どんな問題を解決したくて、
その業務支援ソフトを使うのかによって、
お勧めの業務支援ソフトが変わるといったことが、
ご理解頂けたでしょうか？
工事中心の管理なのか、または、契約を頂くための
営業中心の管理なのか？
その目的をはっきりさせて、業務支援ソフトの選択をすれば
いいと思います。
工務店に相応しい顧客管理システムは？
見込み客育成型CRM「住宅営業お便り当番」は、
ハーレーが開発した顧客管理システムをベースに、
アトピッコハウスが工務店用に開発したものです。
顧客管理（ＣＲＭ）機能も、営業支援（ＳＦＡ）機能も、
相当に充実しています。
しかし、一番の「売り」「強み」は、ＤＭやニュースレター
といった顧客フォローツールの「おまかせ配送機能」です。
忙しい工務店経営者に代わって、印刷物の企画から、
印刷、配送までを全部代行するサービスなのです。
住宅営業お便り当番の詳細に関しては、こちらをご確認ください。
