顧客管理の基本は、記録に残すことです。
どんな商談をした。
どんな課題があった。どんな約束をした。
どんなTODOが発生した。
それらのことを全部記録に残して、
作業を実施したり、指示したり・・・
そして、また、その履歴を記録に残す訳です。
すると、残した履歴が、その後の顧客フォローに役立つ。
過去の履歴は、担当者の記憶に頼っていますというのは、
最悪の状態だと思います。
せめて、記録に残しておくべきだし、
情報を社内で共有するためにも、顧客管理システムを
使うべきだと思います。
記憶はあいまいなので、記録がいい
見込み客育成型CRM「住宅営業お便り当番」開発者の後藤です。
人間の記憶は、恐ろしい勢いで衰えてしまいます。
そして、さらに怖いのは、自分の都合の良いように、
書き換わってしまう。
だから、事実を可能な限り正しく記録に残そうと考えると、
可能な限り早く記録に残すことです。
とはいえ、商談中に細々とした記録も取れません。
数字や日時、金額等を含んだ話の場合は、
お客様の前であっても、ササッと記録に残した方がいいと
思いますが、
その他のことは、商談が終わったら、
素早く克明に記録に残すというのが、いいと思う。
記憶ではなく、記録する訳です。
担当者個々ではなく、一緒にする
また顧客の状況は、担当者個々に記録するのではなく、
社内の必要な人が全部リアルタイムで見られるように、
顧客管理システムなり、顧客管理ソフトなりを
使った方がいいと思います。
市販のソフトを使う場合、ある一定の制約がありますが、
わざわざソフトを自社開発するというのは、
無駄だと思うので、まずは、適当なソフトを選び、
使ってみることだと思います。
顧客管理システムを使うしかない
一昔前なら、顧客管理ノートや、顧客管理カードを作って、
紙で管理するということでも良かったかも知れません。
しかし、今は、インターネットも発達しているし、
パソコンも安くなっているので、
クラウド対応の顧客管理システムを導入して、
事務所はもちろんのこと、
営業先や、現場からでも、リアルタイムに、
顧客状況を記録に残すべきだと思います。
あとで書こうと考えると、その瞬間の鮮度が無くなりますし、
記憶も薄れます。
忙しい時間なら、重要なことだけ
簡単にメモしておいて、
あとで、内容を補足すればいいと思います。
その意味でも、スマホやタブレットなどでも
簡単にアクセス出来て、操作も出来る。
そんな顧客管理システムを使うべきだと思います。
記録を元に、AUTO TODOを設定
顧客の状況を履歴に残すことは、単に、
履歴を把握することではありません。
将来に対する備えです。
また、顧客管理システムによっては、
AUTO TODOが設定でき、
必要なタイミングになったら、「あれ、やってください」
「これ、やりましたか?」などと、システムが聞いてくれる
場合があります。
この仕組みは便利なので、顧客管理システムの
導入を検討する際には、
AUTO TODO機能が付いたものを採用されるべきだと思います。
履歴を営業に活かす
今まさに商談中のお客様であれば、商談内容や、
顧客の履歴も鮮明に記憶していると思います。
しかし、3人、5人と、似たような商談を
同時進行させると、必ず、混乱も生じますし、
間違いを犯すのが人間というものです。
AさんとBさんの話の内容を取り違えたり、
対応を間違う場合もあります。
営業マン本人にしてみれば、沢山いるお客様の一人ということですが、
家を建てるお客様にとっては、
一生一回の家づくりだし、担当営業マンにしても、
一人しかいない訳ですから、
お客様の「記憶」の方が正しいことが多いように思います。
だからこそ、記憶ではなく、記録することが大事だし、
時間を空けないで、なるべく早く、
社内共有しやすい顧客管理システムに
記録すべきだと思うのです。
いかがでしょうか?
現在、顧客の履歴がキチンと残せていないということであれば、
担当者個々の記憶なり、記録に頼らないで、
顧客管理システムなり、顧客管理ソフトを導入して、
お客様の履歴を、社内共有してはどうでしょうか?
顧客履歴は、単なる履歴ではありません。
将来の顧客フォローのための財産です。
時間と労力を投資する価値があると思います。
工務店に相応しい顧客管理システムは?
見込み客育成型CRM「住宅営業お便り当番」は、
ハーレーが開発した顧客管理システムをベースに、
アトピッコハウスが工務店用に開発したものです。
顧客管理(CRM)機能も、営業支援(SFA)機能も、
相当に充実しています。
しかし、一番の「売り」「強み」は、DMやニュースレター
といった顧客フォローツールの「おまかせ配送機能」です。
忙しい工務店経営者に代わって、印刷物の企画から、
印刷、配送までを全部代行するサービスなのです。
住宅営業お便り当番の詳細に関しては、こちらをご確認ください。