顧客管理システムを使った、対応内容のストック

住宅を販売するといった場合、家電製品や車を買うように、
完成した製品を見て、購入を決定できる訳ではありません。

何度も何度も打合せして、「形のない物」を
「完成させるという約束」のもと契約する訳です。

契約が確定するまでには、長い時間がかかり、
色々な約束が取り交わされていきます。

どんな打合せをしたが、どんな約束をしたか?
記録しておかないと、絶対にトラブルが発生します。

また、契約して、引渡しが完了したお客様に対しても、
様々な対応をします。

その対応内容をストックしようとすると、記録に残す
以外にありません。

では、どんなストックの仕方がよいのか、解説してみたいと思います。

見込み客育成型CRM「住宅営業お便り当番」開発者の後藤です。
お客様の状況は、新規引合いの段階から、契約が成立し、
工事が完了し、引渡し、

その後の10年、20年といった長期にわたった、
メンテナンスといったフォロー活動も、

全て、記録に残しておく必要があります。

とてもじゃないですが、「記録」しておかないと、
覚えておけません。

そして、記録するといっても、紙でストックしたのでは、
共有しにくいし、保管しにくい。

それに、いざ必要となった時も検索しにくい。

やはり、お勧めは、顧客管理システムを活用して、
個別のお客様の対応内容をストックしていくことです。

お客様が、年間1件とか、2件だというのであれば、
記憶しておけるかも知れませんし、

「記録」しておくとしても、大して手間はかからないと
思います。

しかし、年間、5棟とか、10棟新築受注をしているとしたら、
商談中のお客様も含めると、

結構な人数のお客様を、同時にフォローしていることになります。
この対応内容をストックしておこうと思うと、

顧客管理システムなどを使う以外にないと思います。

そして、顧客管理システムを使うとしたら、
入力しないとなりません。

この入力が面倒で、顧客管理システムの導入を
断念する方もいますが、

最初の使い始めのハードルさえ超えれば、
あとは、簡単です。

入力するといっても、お客様の連絡先等を登録したら、
あとは、お客様と、いつ、どんな打合せをしたとか、

どんな資料を渡したといったことを時系列に
書き綴っていくだけです。

別に難しいことではありません。

個別のお客様との対応内容をストックする場合は、
ニュースレターやDMといった

紙の資料に関しても、いつ、どんなものを渡したか、
記録しておくべきです。

すると、あとで振り返って、作戦を考える際とか、
お客様から、質問や問合せが入った際にも、

適切な対応が図れます。

住宅営業お便り当番は、ニュースレターやDMを
自動送信する機能があって、

配送履歴なども、個別のお客様ごとに、
時系列で記録されますので、

いちいち内容を入力する必要がありません。

こちらも、毎月、何百人という顧客に対して郵送しているとしたら、
記録が大変です。

しかし、誰に、いつ、何を送ったという対応内容をストックすることで、
営業的には、大いに意味が出てくるのです。

個別のお客様の対応内容をストックするとしたら、
顧客管理システムを使う以外の便利な方法は、

ないと思います。

どんな対応内容だったのかは、個別に入力しないとなりませんが、
入力そのものは、難しくとも、何ともありません。

対応内容をストックすることで、お客様を
より密に、正確にフォロー出来ます。

見込み客育成型CRM「住宅営業お便り当番」は、
ハーレーが開発した顧客管理システムをベースに、
アトピッコハウスが工務店用に開発したものです。

顧客管理(CRM)機能も、営業支援(SFA)機能も、
相当に充実しています。

しかし、一番の「売り」「強み」は、DMやニュースレター
といった顧客フォローツールの「おまかせ配送機能」です。

忙しい工務店経営者に代わって、印刷物の企画から、
印刷、配送までを全部代行するサービスなのです。

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